ハンバーガーにパイナップルは悪くない

 

恐らく食材だけでバラバラに出されたらここまでの感動はないであろう食事の代名詞がハンバーガーだ。
大皿に、バンズと目玉焼きとベーコンが並べられて、横にサラダ的なトマトの輪切りとレタスが盛ってある。それだとワンプレートのランチとしては成立するが、やはりハンバーガーほどの魅力は感じない。

さらに言うとクレープに同じ例えば通じるかといえば、きっとそうでもない気がする。重ねることによって演出されるあのボリューム感とカロリーの塊を摂取している罪悪感は、ハンバーガーならではだ。

 

僕は酢豚のパイナップルは反対派を名乗ってきたのだが、パイナップルの入ったハンバーガーにはなぜか魅力を感じた。
甘すぎず新鮮すぎない、わずかなパイナップルの香りと甘さがパティの肉肉しさと相まって、非常に口どけの良いジューシーさをもたらすのだ。

好みが変わって今までわからなかったことがわかるというのが、歳を重ねることでわかる人生の豊かさなのかもしれない。
ただ、今日もう一つわかったことはいろんなものを詰め込み過ぎるとやはり何を食べているかよくわからなくなるということだ。パイナップルに理解を示すことができたのは、多過ぎるハンバーガーの具材の中でその存在が際立っていたせいかもしれない。

 

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くすみ

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