「くすみさんはどうなりたいんですか?」って聞かれた。
確かに、そこは僕が今一番悩んでいるところ。
これを機に僕もちゃんと考えてみたいと思う。
ブログを書く理由
確かなのは「僕は決して有名になりたいと思っているわけではない」ということ。
最近いろんなところに呼んでもらってお仕事をさせていただくことが増えたけど、これをメインに続けていく、もしくは今後もっと増やしていきたいとは思っていない。
これは数ヶ月前からずっと確信していて、理由は単純で向いてないと思うから。そしてそんなにそれをやりたいと思っていないから。
じゃあ何故僕はブログを書くのか。(今全然書いてない)
僕は靴磨きや革靴を世に広げたいという純粋な気持ちでブログを続けていくのか。
それは違う。
あと、靴が好きなことを好きなように語る、そんなブログを呼んで共感してもらえたら嬉しいけど、その人に靴磨きを強要するスタンスではないから。
というより、好きなことを自由に発信できること、というか表現していることが楽しい。だから続けてこれた、という理解が一番しっくりくる。
人にどうこうしてほしいなんて心の底では思ってないし、むしろそれっておこがましいとすら思う。
勝手にしたらいいし、僕も勝手にするし。みたいな…
あくまで自分本位な姿勢。自分が楽しむために続けたい。そのためには書けないときは書かないし、大きな目標も設けない。
やりながらモチベーションも変わってくるだろうし、ブログのあり方も変わってくるかもしれないし。
そもそも革靴は好きなのか?
じゃあ僕はそもそも革靴が好きなのか?実はそんなに好きじゃないのか?
なくても全然暮らしていける。
だから極端な話、この世から革靴というものがなくなってしまっても構わない。
じゃあ、僕から靴を取ったら何が残るかって考えるとちょっとさびしい…
趣味として、あるいは自己表現をするためのツールとして、自分の楽しみが奪われるのは、それって生きてて楽しいの?それに時間を割きたくて仕事辞めてきたんでしょ?っていうことにならないかな?という不安が頭をよぎる。
こんなお金のかかる趣味だし、正直ちょっと冷静になれば今すぐにでも辞めてしまってもいいと思ってる。
そんなにお金をたくさん産んでくれるブログじゃないんだし。笑
でもそんなこと言ったら、何もない味気ない人生になる気がしてしまう。
それって好きというか、靴にすがっている?それでもいいじゃない。僕はこれからも靴にすがって自分のアイデンティティーを保っていたい。
あれ、正直に書いてるつもりだけど矛盾してるかな?笑
地元で働きながら週末だけ音楽をやってたときは、お金もかからなかったし良かったな。
もっと健全だった。笑
今できることを全力で楽しむ
僕のモチベーションの根底にあるのはこれだと思う。
例えば、少し前はシューケアグッズを全部制覇しようって思ってたし、そのあとは革靴についてのオピニオン記事をたくさん書こうって思ってたし、先日まではイベントを成功させることに時間と労力を割いたし、今はイギリス旅行…というように、その都度何かしらやりたいことがある。
それを都度全力でやるっていうのが楽しい。
波があるし、イギリス旅行なんて今しかいけないし。
やりたいと思ったことを飽きるまでたっぷりやる。
僕のブログはそのための場であってほしい。さっきも自己表現って書いたけど、自分の趣味を発信できる場としての、僕の生き甲斐みたいな…心の拠り所的な存在であってほしい。
今後Googleの仕様が変わって、全くブログが読まれない動画が主流のプラットフォームになるかもしれないし、デバイスがもっと便利になってスマホなんて持たなくなるかもしれないし、脳に電極を刺して01のデータを直接流し込んだりするかもしれないし。
そのときはブログという形じゃなくてもいいけど、自己表現は何かしらしていたい。読んでもらえるのは嬉しいけど、決して有名になりたいわけじゃない。
あ、でも名声と収入は比例するかもしれない。
そしたら有名になるのもいいかもしれない。笑
でも、今のところまだ自分でお金を稼げるという自負があるから、本業でちゃんとお金を稼いで趣味で革靴を楽しみたい。
あと、本業の方もセミナーに行って新しいサイトを作ってるのは案外楽しい。
そんな人生が素晴らしいと思う。
よかったこともたくさんある
冷静になって考えてみると、結構革靴に対してドライだった。笑
だから正直イギリスにいくこともすごく悩んだ。お金の無駄遣いなんじゃないかと。
いや、確実に無駄遣いである。
でも行く。
確実に無駄遣いだけど超楽しそうだから。
みたいな感じで結構自分なりに楽しんで続けていたら、いろんな方にそれを認めてもらえる機会が増えた。これは素直に嬉しい。
あと、革靴がきっかけでいろんな人と出会えた。
いろんな場所に連れて行ってくれるし、素晴らしい人にも会えたし素晴らしい体験をたくさんさせてもらった。これかもしていきたい!
いい靴はいいところに連れて行ってくれる、っていうイタリアかどっかのことわざは個人的には結構本当だったなぁなんて思う。
いつもよくしてくれる方には本当に感謝している。これは本当にしてる。
感謝している人たちが読んでくれているという自負が心のどこかにあったから続けなきゃという使命感があったのかもしれない。
これからはその使命感で続けていくつもりはないけど、続けてこなかったら今の自分はない。
いずれ革靴に飽きるかもしれないけど、それでも何かを楽しみ続けていたい。
それをずっと模索するために、ブログはやっぱり書き続けていたいなぁって思った。